ブログ

4月のレッスン案内

4月は声や話し方に関するレッスンを行います。

【印象が変わる!】声・呼吸・話し方講座
2019年4月20日(土) 13:30〜15:30
https://www.kokuchpro.com/event/22db4acdc071b7e4f9f9314d631a47b7/

ホントはもっと話したい、そう多くの人が思っているのに、自信のなさが邪魔をしていることがよくあります。
私たちは話す権利があり、それぞれが美しい声を持っている。それを応援したいなと思っています。

お気軽に遊びにきてください。

動き、姿勢のレッスン

2月、3月のレッスン案内です。
ご参加は以下のリンク(ストアカ)か、お問い合わせフォームからご連絡ください。

2月は、負担なくラクに動くための基礎的なレッスンをします。
自然な動きは、周りの人にとっても、自分にとっても心地の良いものです。
人間の全ての活動はつまり「動き」です。人間関係の悩みといった”精神的”と言われるような問題も、その解決のカギは自分自身の動き方にあります。

「自分を改善したいが、心理学などメンタル的な方法論ではどうもうまくいかない」というような方は、ご自分の動き方に着目してみると新しい発見があると思います。

F.Mアレクサンダーは「信念とは筋肉活動のことである」という言葉を残しています。

3月は姿勢に関してのレッスンをします。
姿勢に問題があると痛みの原因にもなりますし、人からの印象も大きく変わりますので、この機会に自分の姿勢を見直してみませんか。

ストレスと仲良くなる

ストレスに関して問題意識を持っている方は多くいると思います。

「現代人はストレスを抱えている。」
「ストレスは病気の原因になる。」
「パーッとやってストレス発散!」
「最近、職場の環境が変わってストレス貯まるんだよね・・」

などなど、ストレスに関する話はよく聞くけど、そもそもストレスってなんだっけ?


厚生労働省のWebサイトによると・・・



 技術革新は私たちの生活を豊かにしましたが、一方では、OA化、IT化などの急速な進展は、多くの人にとってすぐには なじむことができず、ストレス要因となって心身の不調を来すことになりました。私たちの周囲で起こるすべての出来事は、私たちにとってストレスとなり、そ のストレスが大きくなり、また長期間継続することで私たちの体は適応限界を超え、結果としてストレス関連疾患という心身の不調状態が発生することになりま す。

ストレスは、私たちが生きていく上で避けることができないものですが、うまく対応することによって、私たちは成長し続 けることになります。ストレスに気づき、ストレスに対処することができれば、また、多くの人の支援を受けて、適切に対応することできれば、人生を豊かに送 ることができます。もし、ストレスに押しつぶされそうになったときには、専門家にいち早く相談して、大事に至らないようにすることが大切です。人生のスパ イスであるストレスを自分自身でコントロールする術を身に着けることが、現代社会で求められているのです。

(こころの耳 ストレス軽減ノウハウより引用)

http://kokoro.mhlw.go.jp/nowhow/index.html


↑この説明によると、どうやらストレスは「避けられないもの」「適応限界を超えると心身の不調を生む」「うまく対応すると成長し続けられる」ものであり、”人生のスパイス”なのだそうです。

スパイスと言えばカレーですね。(偏見)
ということは、ストレスってすごく大事なものかも?

とりあえず「うまく成長し続けられる」の部分は、この説明だけでは理解するには不十分でしたが、ひとまず現代社会では心身の不調を引き起こさないためには、ストレスをコントロールするスキルが必要なようです。

ここで、非常に興味深い動画を1つご紹介します。

ケリー・マクゴニガル
ストレスと友達になる方法 



いくつか衝撃的な内容がありましたので、個人的に重要だと思った点を抜粋して紹介します。

ひどいストレスを経験すると死亡率が43%上がったが、ストレスが 健康に害を及ぼすと 信じていた人たちだけに 言えることだった。(ストレスが無害だと思う人たちは、ストレスを感じていても死亡リスクは低いままだった)

 心臓は高鳴り 呼吸は速くなり 汗が噴き出ているという反応は、チャレンジに 立ち向かえるように 準備をしているのだと 考えたらどうなるか?(ハーバード大学での研究で参加者に教えられていた考え)
例えば 、高鳴る鼓動は 行動に備えて準備をしていて、呼吸が速くなっても 全く問題ではなく 脳により多くの酸素を 送り込んでいると教えた。このようにストレス反応は 能力を発揮できるように 助けていると 捉える様になった参加者は ストレスや不安が少なく もっと自信を持てるようになった。

さらに、ストレスに対する 身体的反応の仕方が変わった。
 普通 ストレス反応では 心拍数が増えて 血管は収縮する。(これが慢性のストレスが 心臓病と関連づけられる 理由の1つ)常にこんな状態でいるのは害があるが、研究では 参加者がストレス反応を 有用なものと 考えられるようになると、血管はリラックスしたままだった。(この状態は実は喜びや 勇気を感じる時の状態に似ている)

ストレスはあなたを社交的にする(オキシトシンが働く。オキシトシンはストレスホルモン!!)

他の人への思いやりに 時間を費やした人々には ストレスから来る死亡の増加はゼロだった。思いやることが回復力を作り上げる。



(全スクリプトはこちらで見られます。)

http://www.ted.com/talks/kelly_mcgonigal_how_to_make_stress_your_friend/transcript?language=ja









↑のプレゼンの内容が正しければ、ストレスは悪いものどころか人体に取って必要なものだということになります。

どうせ避けられないものなら、ただ溜まっては発散させるゴミのようなものではなくて、自分に備わった機能として仲良く接していく方が建設的なように思えます。



私はこれで少し、ストレスというを見る目が変わりました。
確かに、少し香辛料っぽいかも。

考え方が自分をつくる

自分を変えたいと思っている人には、まず考え方を適切なものにしていく事をお勧めしています。

何かを変えたいと思って無理に行動を変えてみたとしても、考え方が以前のままだったために、習慣的な従来のパターンに引き戻されてしまい、結局元どおりになってしまった、という事はよくあります。

これは私の話ですが、なんとなく「英語勉強しといて方がいいかもなぁ」と思っていて、毎朝30分勉強すると決めたという事がありました。

翌朝、いつもより30分早いアラームに起こされて机に向かいますが、頭の中では「もう少し寝たいなぁ」と考えてばかり。またタイマーが鳴り30分のノルマをこなして仕事に向かいます。
こんな生活を3日ほど続けた日、残業で帰りが遅くなってしまいました。翌朝英語を勉強する事を考えますが、疲労が溜まってきて朝眠かった事を思い出して、翌日は勉強せずに30分寝ることにしました。

それから、朝勉強することはありませんでした。
こうして3日坊主の完成です。

何がいけなかったのでしょうか?
非現実的な行動目標を立てたことも原因かもしれませんが、何よりも「目標にそぐわない考え方をしていた」ということが大きかったのです。

つまり、朝早起きして勉強をしていながら「もっと寝たい」事にフォーカスを向けていることが失敗の大きな原因でした。「30分机に向かう」という行動を取りながら、頭の中ではもっと寝る事を考えていた、そのために3日後には、自分が考えていた通りの「もっと寝る人」になったのです。

これは失敗というよりは、ただ単に自分が考えた通りの人になっただけの事です。では一体どうすればよかったのでしょう?

一つは、もっと寝ることではなく、英語を学ぶことを心から願っている事です。
そのためには、自分の中に動機がある事が必要です。例えば英語を習得する事で、身近にいる人と会話ができるようになるとか(具体的な人であるとなお良い)、読みたい英語の本を読めるようになるとか、海外の映画をより楽しめるようになるとか。もっと寝る事ではなく、そういった自分の望みに考え方を向ける事で、自分自身がそういう人に変容していきます。仮に、朝30分の勉強が無理だったとしても他の手段を模索し、無理に強制されることもなく進んで英語を学ぶようになっているでしょう。そしていずれは、英語ができる人になっていきます。

私自身は、本が読みたいので隙間時間に読める英語の教材を読むなど他の方法をとるようになりました。英語ができるは程遠いですが、学習を続けるということはなんとかできるようになってきました。

考え方が自分を作っていきます。
変化を目指し挫折してしまうという傾向がある方は、自分が何を望み何を考えているのか、そこを見直してみると新しい発見があるかもしれません。

蛇足ですが、これは俗にいう「ポジティブシンキング」などどは違ったものです。
私自身ポジティブシンキングに対して深い理解があるわけではなく、否定するというつもりで書くわけではありませんが、自己啓発に取り組まれている方で「いつでも前向きな事を考えていなければならない」と考えておられる方にお会いしたことがあります。お話を聞いてみると、自分の中にネガティブな考え方が浮かんできた時には、無理にでもそれを打ち消して前向きな事を考えるようにしている、と仰っていました。
しかし、それはつまり現実に既にネガティブな事を考えているわけですから無理のあることのように感じた事を覚えています。実際にその方は、ポジティブな事を考えたいと思っているのにネガティブな事を考えてしまう事に悩んでいるようでした。

まずは「考えてしまう」という現実をありのままに受け止めてあげないと、自分が反乱を起こして変化に失敗します。冒頭の私のケースでも、もっと寝たいという考えの影には「睡眠が足りていない」という事実がありました。もともと無謀な作戦だったわけです。

ネガティブな声も自分自身に取っては大事な情報です。
より良い自分になるためには、ネガティブな思いも全部ひっくるめて自分であると認識して、自分と向き合う必要があります。
「こう考えれば世の中うまくいく」なんていうものはありません。自分なりの考え方を、自分で見つけていくしかないのです。

寛容力を身につけるレッスン

不定期グループレッスンのお知らせです。


余裕が無くなった時、思うように物事が進まない時など、不満が募り、現実が受け入れられない時がよくあります。そんな時、ついつい人に強く当たってしまって、後で後悔してしまったり。なぜ、あの時もっと寛容で居られなかったのだろう?頭ではわかっているのにな。もっと冷静になろう。その時は反省して、また同じことを繰り返して・・・。

うまくいかないのは理由があります。
寛容になるコツを身につけて見ませんか?

寛容さを身につけることで、惑わされず冷静沈着に判断できるようになったり、気持ちが穏やかになったり、頼もしく見えるようになったりします。

例えばこんな方におすすめです。

・自分に厳しすぎていつも苦しい

・他人が言うことを聞いてくれなくてストレスが溜まる

・もっと人に優しくなりたい

 

思ったように振る舞えない原因は、一般的には考え方にあります。しかし、人によっては身体のクセが問題の場合があります。一般的な考え方を押し付けず、参加者の状態に合わせて個別に指導致します。難しいことはいたしません。お気軽にいらしてください。少人数、実践型のレッスンです。

 

  • 2018年2月6日(火) 19:30〜21:00
  • 2018年2月13日(火) 19:30〜21:00
  • 2018年2月21日(水) 19:30〜21:00
  • 2018年2月28日(水) 19:30〜21:00

参加費:4000円

【2名割】
2名での参加で1名様参加無料!1人でも2人でも料金は一緒です!
(必ず事前申し込みが必要です。お申し込み時に2名割希望の旨をお知らせください。)

※猫がいるレッスンルームです!ケージに入っていますが、アレルギーなど気になる方はご遠慮ください。

※レッスンルームの詳細な場所は参加者にご連絡いたします。

負債を返さないでください

「ダメ出し」をされた経験は誰もがあると思います。生徒の成長を望んで、教師がダメな部分を指摘するのは日常的に使われている方法です。時には、自分自身にダメ出しをすることもありますね。しかし、このダメ出しがかえって成長を阻害している可能性があります。

ダメ出しをされた時、生徒は見えない借金を背負わされているようなものです。
ここがダメだ、あれが出来ていない、何が足りない、そんな言葉を浴びるうちに「AとBとCが出来ている自分」という、現実には存在していないイメージを生み出すことになり、その虚像と現実の自分との間のギャップを埋めるために努力をすることになってしまいます。そのギャップを埋めるための努力は借金を返済するような作業です。

しかし、本当はそんな借金はありません。あなたは今のままで完璧であり100点満点の存在なのです。

これは、今のままで成長を諦めろということでありません。何かを上達させたい時は、完璧な自分を出発的にする必要があるということです。

まず今の自分というものを知ること。それを100%受け入れること。これは意外とハードな作業です。なぜなら、自分の気に入らないところまで全て許してあげる必要があるからです。自分が思い描いている姿よりも現実はずっと小さくて「俺はこんなものじゃない」と、受け止めたくないような気持ちが湧いてくることもあるとおもいます。特に自分に厳しい人ほど、現実の自分が受け入れ難く、ダメ出しを続けて現実の自分から目をそらしてしまうこともよくあります。しかし、自分の小ささを知ることが、自分の無限大の可能性に出会う第一歩なのです。

まずニュートラルでありのままの自分がいるところから始めましょう。そして、誰かに押し付けられた負債を返すことではなく、自分が本当に成し遂げたいことのために、必要な一歩を選んでいきましょう。情熱に駆られている時はすぐにでも何かを始めたくて、そんな悠長なことは言っていられないと感じるかもしれません。しかし、無闇に走り出しても道に迷うだけです。確かな一歩を確実に踏み出すことが、上達の近道です。訓練の一つ一つが、確実に自分に蓄積されていきます。

あなたに借金を負わせようとする存在に注意を払ってください。「言う通りにすれば変われる」などと言ってあなたの劣等感につけこんで借金を負わせてくる人間は世の中に溢れています。しかし、自分を変えられるのは自分だけなのです。

教師の選び方も重要です。あなたに何かを教えてくれる人は、自分の成長と自立を助けてくれますか?それとも借金を背負わせようとしていますか?誰に教わるのか、は注意深く選んでください

あなたの教師は目についた問題を指摘してくるだけなのか、長期的な成長を見越して、今必要なサポートをくれる人なのか。教師を選ぶのも自分の責任です。

借金を背負わせる教師ではなく、貯金を貯める助けをしてくれる教師を選びましょう。

Hello world!

はじめまして!健康と申します。
アレクサンダー・テクニーク教師や俳優として活動しています。
それ以外にも、朗読を教えたり、麻雀をしたり、卓球をしたり、ご飯やお酒を楽しんだり、みんなでできる遊びをたくさんしています。

一見すると関係ない事をアレコレやっているようですが、根本は繋がっています。
それは「人が元気になることをする」ということ。
もちろん自分自身も、周りにいる人もみんなが元気になっていく。
そしたらきっと、世の中はもっと楽しく幸せになっていくんじゃないか、そんな事を思っています。

このブログでは、読むだけで日々の生活が楽になったり、前向きになったり、生活の質の向上に役立つライフハックの紹介などをしていきたいと思っています。

悩みを抱えている、体の痛みやストレスなどに苦しんでいる、もっと自分らしく生きていきたい、そんな事を考えている方は要チェックですよ!

これからよろしくお願いいたします。